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共同通信
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今年の大型連休中の人出が、全国主要都市の60地点のうち95%に当たる57地点で前年から増えたことが11日、分かった。新型コロナ対策の緩和で旅行が盛んになり、地方でにぎわいが目立った半面、大都市の繁華街では減少するケースが見られた。ただ、大半の地点でコロナ禍前の水準には達しておらず、今後増加が見込まれる訪日観光客の取り込みなどが穴埋めの鍵となりそうだ。
IT企業のクロスロケーションズがスマートフォンアプリ利用者から得た匿名の位置情報を基に共同通信が分析した。47都道府県の主要都市にある60駅の半径500m内の来訪者数を推計し、大型連休期間の土日祝日の1日平均で比較した。