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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ東部ドネツク州の激戦地バフムトで、ウクライナ領土防衛隊の旅団を率いるロマン・フリシチェンコ旅団長(41)が11日までに共同通信のオンライン取材に応じた。ロシア軍は火炎放射器や大砲による攻撃を激化させるが、市内は「ウクライナの制御下にある」と抗戦姿勢を強調。敵の武器庫や補給路を効果的にたたくため、長距離攻撃兵器が欲しいと訴えた。
バフムトはウクライナ軍の補給線が集まる要衝で、昨年から市街地の区画を取り合う激戦が続いている。
現地に展開するウクライナ部隊は領土防衛隊が主力で、フリシチェンコ氏は「高い士気を保ち、装備も充実している」と語った。