4月卸売物価2.3%上昇

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共同通信

 【ワシントン共同】米労働省が11日発表した4月の卸売物価指数はモノとサービスを合わせた総合指数が前年同月より2.3%上がり、伸び率は2021年1月以来、2年3カ月ぶりの低水準となった。上昇率は事前の市場予想の2.4%より小さく、10カ月連続で縮小。エネルギー価格が8.1%低下したのが全体の伸び率を押し下げた。

 10日発表された4月の米消費者物価指数(CPI)も前年同月比上昇率が4.9%と10カ月連続で縮小しており、米国で社会問題化したインフレの鈍化を映し出した。

 4月の卸売物価指数でモノの価格が0.8%上昇し、食品は2.5%上げた。サービスは3.0%上がった。