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共同通信
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【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州の連邦大陪審は10日までに、選挙活動費として支持者から集めた資金を私的流用したとして、昨年11月の下院選で初当選した共和党のジョージ・サントス議員(34)を詐欺罪などで起訴した。サントス被告は自身を金融エリートだと詐称していた。
サントス被告は10日に身柄を拘束され、ニューヨーク州の連邦地裁での罪状認否で無罪を主張。その後に保釈された。
起訴は9日付。起訴状によると、サントス被告は下院選の選挙活動中、テレビ広告などに使うと虚偽の説明をして寄付を募り、数千ドル(数十万~百数十万円)を高級ブランドの衣服購入やクレジットカードの支払いに充てた。