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マサチューセッツ工科大学(MIT)が発行する科学技術誌、MITテクノロジーレビューは24日、地球温暖化による海面上昇からニューヨーク市を守るために提案されている計画を紹介した。
同誌によると市では今世紀半ばまでに、気温が平均華氏4度から6度(摂氏2度から3度)上昇するという。2050年までに海面は11インチから12インチ(約28センチから53センチ)、2100年には6フィート(約1.8メートル)上がる見込みだ。市で洪水の被害を受けやすい地域に住むのは200万人以上。記事で紹介されている地図によれば、市のほとんどの地域で2050年までに洪水のリスクが年間0.2%となる。対策として、ジャマイカ湾やロングアイランド南岸、ジャージーショアなど洪水の危険性の高い地域の住宅を買い取り、これら地域での新たな開発を禁ずることが提案されている。
また、市の水処理設備の40%が汚染または枯渇する恐れがあるため、ロングアイランド、ニューヨーク、ニュージャージー間での給水システムのネットワーク化を提案。市の電力の60%以上が洪水の危険性が高い発電所から送電されていることに対しては、発電所ごとに改良、移動、保護などで対応し、発電所のネットワーク化を提案している。
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