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共同通信
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宗教団体「エホバの証人」がこども家庭庁に、「児童虐待を容認していないと信者に周知した」と報告したことを受け、立憲民主党など野党は12日、国会内でヒアリングを開いた。出席した「宗教2世」らは、輸血拒否問題などについては「ゼロ回答だ」と批判、実効性が乏しく今後も虐待が続く恐れがあるとして、さらなる対応を求めた。
エホバの証人3世の夏野ななさん=仮名=は、エホバの回答は「非常に残念なものと言わざるを得ない」と批判。エホバが「血を避けます」としていることなどから「自浄作用はなく、今後も虐待を続け、輸血拒否で子どもの命を奪う方針を明確にしたと判断すべきだ」と訴えた。