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共同通信
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岸田文雄首相は、19日開幕の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で、被爆者の声を各国首脳に届ける意義を強調した。13日夜に放送された日本テレビ番組で「世界のリーダーに被爆者の声や実態をしっかり感じてもらうことが大事だ」と述べた。
ロシアによる核威嚇を例示し「厳しい現実があるからといって核兵器のない世界という理想を諦めてはならない」と力説。「核保有国が互いに保有量を明らかにする取り組みから始めるのが大事だ」と語った。
広島をサミット開催地に選んだ理由について「原爆によって壊滅的な被害を受けたが平和都市として復活した。広島は平和を訴える上で最もふさわしい場所だ」と説明した。