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共同通信
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ドイツで例年開催される「ミュンヘン安全保障会議」の議長で前ドイツ国連大使のホイスゲン氏が14日、東京都内で記者会見し、南シナ海で覇権主義的な動きを強める中国について「国連憲章の観点から見ると違反している」と警戒感を示した。
同会議が主催する会合が14~16日に都内で開かれるのに先立ち会見した。会合には欧米やアジア各国の閣僚、研究者ら60人以上が参加。中国政府関係者も招待したが、参加しないとの返答があったという。ロシアのウクライナ侵攻やインド太平洋地域の安全保障、各国の連携強化策が議題となる。
G7広島サミット前に開催することで活発な意見交換の場にしたい狙いだ。(共同)