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共同通信
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【アンカラ共同】トルコで14日、大統領選の投票が行われた。強権的なエルドアン大統領と、民主主義の再建を掲げる野党統一候補クルチダルオール氏との事実上の一騎打ちで接戦とされる。約20年にわたる長期政権の是非が問われる。アナトリア通信によると、開票率約10%段階でエルドアン氏がリード。
エルドアン氏はロシアのウクライナ侵攻後も欧米と一線を画し、ロシアと協力を続けてきた。欧米重視のクルチダルオール氏に政権交代すれば影響は国際社会にも波及する。
投票したエルドアン氏は「わが国とトルコ民主主義にとって好ましい未来を祈る」と語った。クルチダルオール氏は「これからこの国に春が訪れる」と述べた。