障害つけ込み、10年以上暴行か

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共同通信
大阪府警察本部

 精神障害のある知人男女に対し、包丁で刺したり、現金を借りさせようとしたりしたとして、大阪府警は15日までに、傷害や強要未遂などの疑いで、大阪府岸和田市土生町、無職中西恵照容疑者(45)を再逮捕した。男女の障害につけ込み、10年以上にわたって暴行や金銭の要求を繰り返していたとみている。

 再逮捕容疑は2013年5月、同府貝塚市のマンション一室で住人男性(52)の太ももを包丁で2回刺した他、今年3月には女性(50)に「怒らせたらどうなるか分かってるか」と脅し現金を借りさせようとした疑い。府警によると、傷害容疑については認め、強要未遂容疑は否認している。