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共同通信
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立憲民主党は16日、鈴木俊一財務相に対する不信任決議案を衆院に提出した。理由について、防衛費増額の財源を確保する特別措置法案を「強引に成立させようとしている」ことを挙げている。衆院は同日、財務金融委員会で法案の質疑を行い、終了後に採決する予定だったが、委員会は流会となった。与党は18日の本会議で法案を可決、衆院を通過させ、参院の審議を経て今国会中の成立を目指していた。
法案は税外収入による財源確保を定めたもので、増税方針は盛り込まれていない。しかし立憲民主党、共産党、日本維新の会、国民民主党の野党各党は、不足分を増税で賄うことを前提としている点などを問題視し、法案に反対している。