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共同通信
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自民党は16日午前の総務会で、LGBTなど性的少数者への理解増進法案の修正案を了承し、党内手続きを終えた。党幹部が明らかにした。公明党も午後に党内手続きを実施。その後、同日中に与党政策責任者会議を開き与党案として合意したい考えだ。19日に開幕する先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)前に国会提出する方向で調整している。
自公両党の執行部はサミット前に法整備を進める姿勢を示し、差別解消に消極的との批判をかわす狙いがある。自民保守系の一部に異論が残る中、進展を急いだ形だ。
政調審議会で自民の萩生田光一政調会長は「誰もが安心して自分らしく暮らせる社会を実現したい」と述べた。