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共同通信
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JR東海は16日、4~5月上旬の東海道新幹線の乗客の利用状況を発表した。4月は新型コロナウイルスの影響などを受けていない2018年と比べて14%減、5月1~15日は3%減にまで回復した。名古屋市内で記者会見した丹羽俊介社長は「観光の利用が好調だった」と説明した。前年比は4月は40%増、5月は30%増だった。
ゴールデンウイーク期間(4月28日~5月7日)は天候にも恵まれたため18年実績を1%上回った。新型コロナ感染症の5類移行後の5月8~15日は12%減だった。
丹羽社長は今後の見通しについて「5類移行が一つの契機になり、ますます社会経済活動が活発化するのではないか」と話した。