北京LGBT団体の活動停止

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共同通信

 【北京共同】中国で性的少数者の権利保護に取り組む運動の象徴的存在とされた団体「北京LGBTセンター」が17日までに、中国当局の圧力を受け活動停止に追い込まれた。習近平指導部は性的少数者の権利擁護を「西側の価値観」とみて危険視。活動家を拘束するなど圧力を強めている。

 香港メディアなどによると、北京LGBTセンターは2008年に創設。性的少数者が集まるイベントを開き、カウンセリングや専門家の講演なども行っていた。

 今月15日に「制御できない圧力を受けた。活動を停止する」との声明を発表。同センターは規模は大きくないが、首都にあるため中国のLGBT運動の象徴とみなされていた。