LGBT法、維国に与党案説明

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共同通信
東京都内で面会し、記念撮影するエマニュエル駐日米大使(中央)と立憲民主党の泉代表(右)=17日(立憲民主党提供)

 自民党の新藤義孝政調会長代行は17日、LGBTなど性的少数者への理解増進法案を巡り、公明党と修正合意した与党案を日本維新の会、国民民主党にそれぞれ説明した。自公は19日開幕のG7広島サミット前に野党に賛同を求め、国会提出したい意向だ。

 新藤氏は立憲民主党にも18日に説明する予定だ。ただ、立民は与党案を「改悪だ」と批判している。泉健太代表は17日、エマニュエル駐日米大使と面会し、2021年に与野党実務者で合意した法案を提出したいと伝えた。

 泉氏によると、エマニュエル氏は日本に法整備を呼びかけた欧米の駐日大使らのビデオメッセージに言及。「日本に知ってもらいたい内容だ」と話した。