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共同通信
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広島市で開幕する先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)を前に、秋葉忠利・前広島市長(80)が、各国首脳が予定する原爆資料館視察の際、岸田文雄首相が自ら案内し被爆の実相を伝えるよう求め、署名サイト「Change.org」で賛同を募っている。「サミット議長、広島出身者として動いてほしい」と訴えている。
資料館訪問が人の心を動かすのを何度も見てきたという秋葉氏。岸田氏が自身の言葉で館内を案内し、印象が残るうちに各国首脳に「核兵器を使えなくなりましたね」と念を押すことも要求した。
秋葉氏は、米国など核兵器保有国が参加するサミットの広島開催が、核抑止論を容認する論調に利用されることを危惧する。核が使われてこなかったのは「被爆者らが体験を伝え発信してきた積み重ねだ」と力説する。
19日に予定される視察を前に、首相官邸など関係各所に署名を送る。「署名した人々の声が首相の目に留まることに意味がある」と強調した。
URLは、https://www.change.org/NowYouCannotUseNW