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共同通信
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ロシア連邦統計局は17日、2023年1~3月期の国内総生産(GDP、速報値)が前年同期比で1.9%減ったと発表した。四半期としては4期連続のマイナス成長となった。ウクライナへの侵攻に伴って日本と欧米が科したエネルギーや金融部門に対する制裁の影響が続いたが、減少率は22年10~12月期の2.7%から縮小した。
23年1~3月期の業種別は、卸売業が10.8%減り、小売業も7.3%減。資源採掘業も3.3%減り、先進7カ国(G7)を中心にロシア産原油や石油製品の取引価格に上限を設けた制裁の影響も出たとみられる。
一方、建設業は8.8%増えた。