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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ外務省は17日、クレバ外相が同国を16、17日に訪れた中国の李輝ユーラシア事務特別代表と会談したと発表した。クレバ氏は、ロシアとの和平はウクライナの主権と領土の一体性の尊重が前提となるべきで、領土喪失や紛争凍結の提案は受け入れないと李氏に強調した。
また、ゼレンスキー大統領が示した提案や黒海を通じた穀物輸出、核の安全保障に関して中国に協力を呼びかけた。クレバ氏と李氏は2国間関係の強化について協議し、対話を増やすことで一致した。
中国政府関係筋によると、中国は李氏派遣前にロシアとウクライナから、政治解決に向けてそれぞれが求める条件を聴取したという。