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共同通信
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在日コリアン3世の崔江以子さん(49)が、差別的なブログで精神的苦痛を受けたとして筆者の男性に約300万円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が18日、横浜地裁川崎支部であった。崔さんは本人尋問で「祖国に帰れという言葉は、私が日本で過ごした時間、記憶、思いを無にする。裁判所は差別と認定し、被害を止めてほしい」と訴えた。
訴状によると、男性は2016年、ヘイトスピーチに反対する崔さんを名指しして「さっさと祖国へ帰れ」と投稿。ブログの管理会社が投稿を削除した後も「被害者ビジネス」などと中傷を繰り返したとしている。