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共同通信
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バイデン米大統領が18日、被爆地広島入りした。側近は、核兵器を使った攻撃を大統領が命じるための機器が入っているとされる革のかばんを携行。「核のボタン」とも呼ばれ、バイデン氏が19日に訪れる広島市の平和記念公園に持ち込まれれば、被爆者や軍縮団体から批判や疑問の声が上がりそうだ。
現職米大統領が広島を訪れたのは、16年5月のオバマ氏に続き2人目となった。G7広島サミットに出席するバイデン氏は19日に他のG7首脳と共に、被爆の実相を伝える原爆資料館を視察する。
「核のボタン」は軍から派遣された側近が持ち、大統領は核使用に必要な暗号が書かれたカードを常に身につけているとされる。