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共同通信
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兵庫県警は19日までに、通勤途中のバスの車内で女性に下半身を押し付ける痴漢行為をしたとして県迷惑防止条例違反容疑で、県警伊丹署で勤務していた20代の男性巡査を書類送検し、戒告の懲戒処分とした。捜査関係者への取材で分かった。巡査は既に依願退職している。
書類送検容疑は3月6日朝の通勤中、同県伊丹市内を走行していたバスの車内で、ズボン越しに下半身を近くにいた乗客の20代女性の太ももに押し付けた疑い。
捜査関係者によると、県警の事情聴取に元巡査は当初容疑を認めたが、その後「車内が満員で下半身が当たっていたかもしれないが、意図的ではなかった」と否認したという。