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共同通信
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防衛費増額の財源を確保するための特別措置法案が衆院財務金融委員会で可決された19日、国会前では反対する市民らが集会を開いた。雨の中、参加者約20人が「軍拡増税は許されない」と声を上げた。
集会は市民団体の呼びかけで正午ごろから約1時間にわたって実施。傘をさしながら「岸田大軍拡反対!」「異議あり拙速採決」などと書かれた横断幕やプラカードを掲げ、政府、与党の対応を批判した。
呼びかけた団体のメンバー大束愛子さん(74)は「暮らしに必要なお金を戦争に使う法案が多くの国民に知られないまま通ってしまい悔しい。問題が少しでも伝わるよう各地に反対の声を広げていきたい」と決意を述べた。