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共同通信
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【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは18日、シリア北西部で今月3日に「国際テロ組織アルカイダの幹部を狙った攻撃を実施した」との米中央軍の発表について、疑義が生じていると報じた。米国防当局者らの話として伝えた。死亡したのは56歳の男性でアルカイダとは無関係の民間人の可能性があり、中央軍も調査中だという。
中央軍は、標的としたアルカイダ幹部の氏名などの情報を明らかにしていない。同紙によると、男性は米軍無人機のミサイル攻撃で殺害された。遺族らは、男性は貧しい元れんが職人で羊の世話をしていた最中だったと主張している。