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共同通信
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【ニューヨーク共同】仙台市の郡和子市長は19日、ニューヨークの国連本部で開かれた防災に関する国際行動指針「仙台防災枠組」の中間評価を話し合う首脳級会合で演説した。「防災、減災に終わりはない。さらなる対策を進めていく」と国際社会に協力を訴えた。会合は2日間の日程を終えた。
郡氏が出席したのは自治体レベルでの災害リスク低減を議論する分科会。仙台防災枠組への市の取り組みについて、震災遺構などを学校の防災教育に活用していると紹介し「順調に達成中」としつつも「近年の風水害リスクの深刻化が懸念される」と、対応強化の必要性に言及した。