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共同通信
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小倉将信こども政策担当相は20日、全国の保育所などの通園バスを対象に、園児の置き去りを防ぐ安全装置の設置状況を調査すると表明した。装置設置が義務付けられてから初の調査となる。視察先の長崎県佐世保市で記者団に明らかにした。
対象は通園バスを保有する保育所や幼稚園などで、5月15日時点の設置状況を尋ねる。6月中の調査完了を目標とした。
通園バスを巡っては昨年9月、静岡県牧之原市で起きた園児置き去り死事件を受け、今年4月に安全装置が義務化された。政府は6月末までの設置完了を目指している。
小倉氏は20日、佐世保市の認定こども園を訪れ、通園バスでの送迎を視察した。