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共同通信
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林芳正外相は20日、先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の拡大会合に合わせて来日した韓国の朴振外相と広島市内で会談した。首脳同士の相互往来「シャトル外交」の本格化で関係改善は軌道に乗ったと歓迎し、一層の協力拡大のため外交当局間で連携する方針で一致した。
岸田文雄首相と尹錫悦大統領も21日に会談し、韓国人被爆者の慰霊碑を共に訪れる予定。朴氏は「両首脳の訪問は歴史上初めてだ。未来志向のパートナーシップを構築する上で非常に大きな意味がある」と評価した。
両外相は、核軍縮の現状は厳しいとの認識の下、核拡散防止条約(NPT)体制を強化する重要性を確認した。