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共同通信
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岸田文雄首相は21日午前、先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の拡大会合に招待したインドのモディ首相ら各国首脳と、広島市の平和記念公園にある原爆資料館を訪問した。自ら館内を案内して原爆の悲惨な実相について説明し、理解を広げたい考えだ。招待国首脳は芳名帳に記帳し、慰霊碑への献花も行う。3日間にわたる広島サミットは最終日を迎えた。
広島市によると、核保有国インドの首相が資料館を訪れるのは1974年の初の核実験後初めて。
G7首脳は21日、「ウクライナ」をテーマに討議。招待国首脳も交えた「平和で安定した世界」に関するセッションも開く。来日中のウクライナのゼレンスキー大統領が出席する見込み。
午後にはG7首脳のみが参加する閉会セッションを開催。今年のサミット議長を務める岸田首相が討議を総括する記者会見を開き、サミットは閉幕する。
サミット招待国は、インドの他に韓国、ブラジル、インドネシア、ベトナム、オーストラリアなど。