カンボジア拠点、19人再逮捕

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共同通信

 カンボジア南部のリゾートホテルを拠点としたグループによる特殊詐欺事件で、京都府の60代女性から現金をだまし取ったとして、警視庁暴力団対策課は21日、詐欺容疑で山田大志容疑者(38)ら日本人の男19人を再逮捕した。いずれも逮捕は3回目。捜査関係者への取材で分かった。

 19人の大半は日本の被害者に詐欺の電話をする「かけ子」役。一部の容疑者の供述などから、暴対課はメンバーを集める「リクルーター」役が国内に複数いたとみて調べている。グループによる被害総額は昨年4月以降、少なくとも約4億3千万円に上るとみられる。

 現地当局が1月下旬に19人の身柄を拘束。4月に日本に移送されていた。