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共同通信
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日本原水爆被害者団体協議会(被団協)は21日、G7広島サミットに関してオンライン記者会見を開き「核兵器廃絶の願いや期待が裏切られ、核抑止論や核の傘の下で戦争をあおる会議になっており、情けなく怒りを覚える」と振り返った。
広島で被爆した事務局次長の浜住治郎さん(77)は「核兵器は人類と共存できない絶対悪の兵器で、廃絶は今すぐやるべき最優先課題だ」と強調。共同文書「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」が被爆者や核兵器禁止条約に言及せず、核抑止を肯定する内容だったことに「被爆者の一人として怒り、憤りを感じている。広島で開催された意図は、どこにあったのか」と語気を強めた。