フライト中に子どもが泣き止まないとき、親は肩身の狭い思いをするものだが、先月ひとりの母親がフェイスブック(facebook)へ、自分の子どもを世話してくれたサウスウエスト航空のキャビンアテンダント(CA)に感謝のメッセージを投稿したところ、当の本人から返信のメッセージが寄せられ、そのやり取りが約6万件もシェアされ、話題となっている。
9カ月の男の子の母親ヘザー・グーチさんは、夫とフロリダ州からニューヨーク州へ帰る際、同社の航空機を利用した。グーチさんの息子が人生初めての慣れない飛行にすぐに泣き出し困っていたところ、CAのアニサ・チャールズさんが息子をあやしてよく面倒をみてくれたため、とても快適なフライトになったという。
グーチさんは、「嫌なニュースや悲しいニュースが多い世の中で、われわれがいかにチャールズさんの行動に助けられて感謝しているか、ぜひ多くの人に知らせたかった」とフェイスブック上で述べた。
また、チャールズさんからすぐに、「子どもが泣くのは当たり前のこと。パパとママが少しゆっくりできたならよかったわ」との返信が届けられたという。
その後、チャールズさんから同じように親切にしてもらったというケリー・デュバックさんからも「ぐずる息子の相手をしてくれて本当に助かりました。感謝しています」とのメッセージが寄せられ、同社のフェイスブックは、乗客からの心温まるメッセージで埋まった。