安全委「ホーム柵で回避可能性」

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共同通信
JR東海道線灘駅のホームに集まる警察官ら=2022年7月19日午後、神戸市灘区

 神戸市灘区のJR東海道線灘駅で昨年7月、男性会社員=当時(23)=がホームから線路に飛び込んで電車にはじき飛ばされ、ホームにいた人にぶつかるなどして4人がけがをした事故で、運輸安全委員会は25日、調査報告書を公表した。「ホーム柵があればうち3人は衝突しなかった可能性が考えられる」と指摘している。

 報告書などによると、事故は昨年7月19日夕、灘駅のホームで発生。男性は草津発姫路行き快速電車に飛び込んではじき飛ばされ、4人がぶつかったり、飛び散ったガラス片でけがをしたりした。