維新元幹部の松井氏が陳謝

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共同通信

 政治団体・大阪維新の会の所属議員間でのセクハラ・パワハラ問題で、2015年に幹事長として被害者からつきまといの申告を受けていた松井一郎前大阪市長が25日、大阪府庁で記者会見し「対応に甘い部分があった」と陳謝した。

 松井氏は当時、加害者の笹川理大阪府議(41)に厳重注意をしたものの、具体的な言動まで精査しなかったと釈明。性的関係を迫っていたことを把握していれば「除名」が妥当だったとの考えを示した。一方、「1回の失敗で人生を犠牲にすべきだとは言わない」とし、信頼回復に向けて努力すべきだとした。

 笹川氏は宮脇希大阪市議(36)に威圧的な言動をしたなどとの報道を大筋で認めて謝罪した。