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共同通信
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ウクライナでインフラを担い、都市復興を目指す行政官ら9人は25日、広島市の平和記念公園を訪れ、原爆資料館を見学した。ロシアによる軍事侵攻で破壊された町の再建に生かしてもらおうと国際協力機構(JICA)が企画。参加者の1人は「広島の復興は希望になる」と話した。
9人は復興・インフラ開発庁幹部や南部ミコライウ、同オデッサの両副市長ら。原爆投下前後の市街地の様子をCGで再現した「ホワイトパノラマ」などを見て回った。
地方・国土・インフラ発展省のイーホル・コルホビー調整官は「(パノラマを見て)正直怖かった。国際社会は核兵器を廃絶し、核による威嚇や使用を絶対に許すべきではない」と語った。