ブッシュウィックに新映画館 飲食しながら往年の名作を鑑賞

 ブルックリン区ブッシュウィックに15日、映画を見ながら飲食ができる新しい形の映画館「シンディケーテッド」がオープンした。
 同区ボガード通り40番地にオープンした同館には、高品質の映写機と音響装置が導入され、革張りの50席のシートに設置された小さなテーブルで映画を見ながら食事やアルコール飲料を楽しむことができる。食事の注文は上映前だけでなく上映中にもでき、特定の作品やイベントにちなんだメニューも用意される。映画館になくてはならないポップコーンは8種類の異なったフレーバーから選べ、スコッチエッグやサツマイモのコロッケなどのスナック類も販売している。また、併設されたレストランではハンバーガーやサンドイッチ、ステーキなどの料理を楽しむことができる。
 同館では最新の作品は上映されないが、人気の高い80年代の名作やクラシック映画など共同経営者のティム・チャン氏が選んだ作品を1本3ドルまたは2本立て5ドルで提供する。さらに、アカデミー賞授賞式の中継や24日から始まるテレビドラマシリーズ「Xファイル」なども上映する予定だという。
 市では同様のスタイルの、飲食ができる映画館の人気が高まっており、同区ウィリアムバーグには複数の試写室を持つ「ナイトホークシネマ」があり、ダウンタウンブルックリンには「アラモ・ドラフトハウス」がオープンする予定だ。

Syndicated Brooklyn (@syndica tedbk)のインスタグラムより