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共同通信
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医師でつくる全国保険医団体連合会(保団連)が29日、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に関する調査を発表した。調査に応じた中で、オンラインによる資格確認を始めていたのは2385医療機関。このうち59.9%が「トラブルがあった」と回答した。
具体例として、別人の医療情報を表示したケースが37件あり、自分と他人の情報が同時に出てくる事例も含まれていた。
調査は保団連傘下にある各地の保険医協会・保険医会が行い、保団連が29日時点の集計結果をまとめた。
マイナ保険証を持参したのにシステムに反映されておらず、患者にいったん医療費10割を請求したケースも目立った。