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共同通信
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週明け29日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=140円台前半で取引された。一時1ドル=140円91銭を付け、昨年11月下旬以来、約半年ぶりの円安ドル高水準となった。
午後5時現在は前週末比91銭円安ドル高の1ドル=140円44~46銭。ユーロは81銭円安ユーロ高の1ユーロ=150円67~71銭。
米国の債務上限問題を巡る先行き不透明感が解消したことで、朝方から相対的に安全な通貨とされる円を売る動きが優勢となった。その後は利益確定のため円を買い戻す動きもあった。
市場では「国内輸出企業によるドル売り円買いの動きもあったようだ」(外為ブローカー)との声があった。