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共同通信
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河野太郎デジタル相は29日の参院地方創生・デジタル特別委員会で、マイナンバーカード普及策「マイナポイント第2弾」の誤付与を、報道があった今月24日に初めて知ったと明らかにした。ポイント事業を所管する総務省も特別委で、同じ日に初めて松本剛明総務相に報告したと説明した。
河野氏は「早い段階で情報共有し、必要ならば広報しておくべきだった」と陳謝。立憲民主党の杉尾秀哉氏は「組織的な欠陥があると言わざるを得ない」と批判した。
総務省は昨年8月に誤付与を把握。9月の会議で、関係省庁の実務者間では共有された。ただデジタル庁は幹部に知らせないまま、システム改修を今年4月にしていた。