カザフに連合国家加盟を促す

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共同通信
ユーラシア経済同盟首脳会議で顔を合わせた(左から)ベラルーシのルカシェンコ大統領とカザフスタンのトカエフ大統領、ロシアのプーチン大統領=25日、モスクワ(タス=共同)

 ロシア戦術核の配備を正式に受け入れたベラルーシのルカシェンコ大統領はロシア国営テレビが28日夜に放映した番組で、旧ソ連カザフスタンに対し、将来ロシアとベラルーシの連合国家に入るべきだと促した。タス通信によると、カザフのトカエフ大統領は29日、ルカシェンコ氏の発言について「冗談だと思う」と述べ、「カザフに核兵器は必要ない」と明言した。

 ルカシェンコ氏は、政府間合意文書が署名され、ベラルーシ国内への戦術核配備の手続きが始まったことを念頭に「生き残りたいなら連合国家に入るべきだ。そうすれば核兵器がある」と述べ、トカエフ氏の名前を挙げて検討を求め、旧ソ連諸国にも加盟を呼びかけた。