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共同通信
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ロシアのプーチン大統領は29日、ウクライナ侵攻で制圧し併合を宣言した東部・南部4州での地方選実施を可能にする改正法に署名、発効させた。タス通信が伝えた。
4州には昨年10月から戒厳令が導入されている。従来の法律では戒厳令下の選挙や政党活動は制限されていた。法改正により、中央選管が国防省や連邦保安局(FSB)と事前協議し選挙実施を決めることが可能になった。
プーチン政権は戒厳令を続けながら今年9月の統一地方選に合わせて4州でも選挙を行い、地方議会立ち上げや知事の選出などを計画。そのための法改正案が今月、上下両院を通過していた。(共同)