殺人容疑でも23歳孫送検、広島

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共同通信

 広島県尾道市三軒家町の住宅に火を放ち、住人の無職大平昌之さん(79)を殺害したとして、尾道署は30日、現住建造物等放火と殺人の疑いで、大平さんの孫の自称アルバイト浜元佑太容疑者(23)=同市=を送検した。

 送検容疑は27日午後9時25分ごろから午後10時5分ごろの間、大平さんの木造2階建て住宅に放火して全焼させ、大平さんを殺害した疑い。尾道署は28日、現住建造物等放火の疑いで浜元容疑者を逮捕していた。

 捜査関係者によると、浜元容疑者は容疑を認め「祖父が嫌いだった。死んでも構わないと思って火を付けた」と供述している。