不動の人気を誇るミュージカル「キャッツ」が、再びブロードウェーの舞台に戻ってくる。
大ヒット曲の「メモリー」で知られ、作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバー氏の代表作である同作は、1982〜2000年の間にブロードウェーで7485回に及ぶロングラン公演を記録した人気作品。オリジナル公演の演出を手掛けたトレバー・ナン氏がプロデューサーを務める今回のリバイバル公演は、7月14日から上演される。主催者は「82年に初めて上演されてから、キャッツは多くの観客を魅了してきた。再びウェバー氏とタッグを組むのは楽しみだ」と意気込みをみせており、「ブロードウェーでのオリジナルのキャッツを知らない若い世代にも見てほしい」と述べている。
広報担当のリック・ミラモンテズ氏は「英ロンドンでの公演が成功したのを受けて、ニューヨークでのリバイバル公演に踏み切った」と説明している。再演ということもあり、どのような演出になるのか注目が集まっている。
同公演が始まると、「スクール・オブ・ロック」、「オペラ座の怪人」と合わせてウェバー氏の作品が3作もブロードウェーで上演されることになる。