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共同通信
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香川県さぬき市で昨年11月、生後7カ月だった次女を床にたたきつけ、脳挫傷などを負わせたとして傷害罪に問われた母親で元介護士の寒川知佳被告(34)に、高松地裁は30日、「極めて危険で粗暴な犯行」として懲役4年6月(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。
弁護側は、次女ら3人の育児をしていた被告が周囲から適切な協力を得られず追い込まれていたとして情状酌量や刑の執行猶予を求めていた。深野英一裁判官は育児に悩んでいたことには同情の余地もあるとする一方、乳児に激しい暴行をすることは許されないとして実刑とした。