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共同通信
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長野県中野市で男女4人が殺害された事件で、死亡した警察官2人の銃撃に使われたのは、通常の散弾よりも殺傷力の高い「スラッグ弾」だった可能性のあることが30日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、警察官1人への殺人容疑で逮捕した農業青木政憲容疑者(31)が、強い殺意を持っていたとみている。
スラッグ弾は主にクマなど大型動物の狩猟に使われる。捜査関係者によると、県警は青木容疑者が許可を受けて所持していた散弾銃2丁、空気銃1丁、ハーフライフル1丁の計4丁を押収。鑑定作業を進め、発砲時の詳しい状況を調べる。