東京円、139円台後半

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共同通信

 31日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=139円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比58銭円高ドル安の1ドル=139円67~68銭。ユーロは01銭円安ユーロ高の1ユーロ=149円94~96銭。

 前日、財務省の神田真人財務官が金融庁、日銀との会合後に為替相場の「過度な変動は好ましくない」と、円安の進行をけん制した。これを受け為替介入への警戒感から、ドル売り円買いが優勢となった。

 市場では、米国の債務上限問題について「共和党強硬派の反発で議会採決が難航するとの見方も出ており、ドル売り円買いの一因となった」(外為ブローカー)との声が聞かれた。