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お化けフォークで圧倒
ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手は30日、本拠地、シティーフィールドで行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦で先発し、7回1安打無失点9奪三振の好投を見せ、チームを2‐0の勝利に導いた。
「昨年ナショナル・リーグで優勝したフィリーズと対戦するのを楽しみにしていた。興奮した」と千賀。「他チームと戦うときも、良い成績を残したい」と話した。シティーフィールドでの防御率はなんと1・20だ。4回に先制の今季第10号ソロ本塁打を放ったフランシスコ・リンドア選手も「千賀の活躍には目を見張る。打者が内角か外角かと予想している間に、落差の大きい『お化けフォーク』で圧倒する。痛快だ」とコメントした。
千賀は4回、カステラノス選手にあわや本塁打という当たりを打たれたが、ニモ外野手がタイミングよくジャンプしてセンター右壁のオレンジ色のラインの上で捕球した。5、6回に対した打者8人中6人から三振を奪取。そのうち4人はお化けフォークで仕留め、1人には98マイルの直球を効かせた。千賀は7回までに100球を投げて交代した。メッツは7回、エスコバル選手の2ストライクと追い込まれてからの適時打で1点を追加。千賀に続くオッタビーノ、ロバートソン両投手もよく抑え、3投手継投で完封勝ちした。(30日、amニューヨーク)
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