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共同通信
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【ワシントン共同】米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は5月31日の記者会見で、北朝鮮の「軍事偵察衛星」打ち上げ失敗について「失敗であれ成功であれ、金正恩朝鮮労働党総書記とその科学者は学び、改良している」と述べ、軍事技術を向上させていると危機感を示した。
米政府は打ち上げに弾道ミサイル技術が使用されたと断定、米本土に到達する大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発にも直結しているとみて警戒を強めている。カービー氏は「朝鮮半島だけでなく、周辺地域にとっても脅威となっている」と非難した。