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共同通信
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長崎市は1日、昨年8月以降に新たに死亡が判明した被爆者の氏名を、原爆死没者名簿に書き加える作業を始めた。名簿は8月9日の「長崎原爆の日」に開く平和祈念式典で奉納する。
市によると、5月中旬時点で新たに1103人の死没者が判明。県外の被爆者や、広島で被爆し長崎での奉納を望んだ死没者も含め、8月4日までに計約3300人を追加する見通し。
名簿には昨年の式典時点で19万2399人が記載。身元不明者を弔うための白紙の1冊を含む計197冊を、長崎市の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館で保管している。