長崎で「命の大切さ」学ぶ集会

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共同通信

 長崎県佐世保市の市立大久保小で2004年、6年生の御手洗怜美さん=当時(12)=が同級生の女児に殺害された事件から19年となった1日、御手洗さんを悼み、命の大切さを学ぶ全校集会が学校の体育館で開かれた。集会には児童約100人に加え保護者や地域の住民らも参加した。

 黒田優一校長は「命は一人に一つしかなく、亡くなった命は戻ってこない。頭と体に加えて心も鍛え、周りの人を大切にできる人になってほしい」と呼びかけた。

 全員で黙とうした後、6年生の児童2人が「お互いの命の輝きを大切にする」「みんなで一つになり、幸せな学校を築く」と決意の言葉を述べた。