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共同通信
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【シンガポール共同】日本と米国、オーストラリアの3カ国防衛相は3日、シンガポールで会談し、協力の深化と相互運用性の拡大に向け、今後1年間にオーストラリアで実施する共同訓練など3カ国協力の計画を作成する方針で一致した。日本の反撃能力(敵基地攻撃能力)導入に関し、米国を交えてオーストラリアとも密接に連携していくと確認した。
浜田靖一防衛相とオースティン米国防長官、オーストラリアのマールズ国防相が参加。会談後、合意内容を盛り込んだ共同声明を発表した。
声明では、東シナ海の安全保障環境に深刻な懸念を表明し、威圧的行動に反対すると強調した。