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共同通信
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前市長の辞職に伴う青森市長選は4日投開票され、青森商工会議所元副会頭の西秀記氏(59)=無新=が、無所属の3新人を破って初当選を確実にした。自民党国会議員らが応援に入って支持を広げた。投票率は58.86%で、前回を22.43ポイント上回った。
西氏は、産業振興のため産学官などで「青森市しごと創造会議」を設立すると主張。住民サービスのデジタル化による利便性向上も訴えた。
元お笑い芸人の野崎小三郎氏(44)は子育て支援や教育の充実を、元県議の関良氏(65)は物価高騰対策を強調したが、及ばなかった。共産、社民両党の推薦を受けた医師の大竹進氏(72)も浸透しなかった。